WiMAXを口座振替で使う

WiMAXはクレジットカードで契約するのが一般的です。WiMAXは数十社ものプロバイダーが提供していますが、多くのプロバイダーでクレジットカードでの利用が前提になっているようです。

しかし、クレジットカードを持っていないという人もいますし、セキュリティが不安だからあまり使いたくないという人もいるでしょう。そういう人は、WiMAXを使うのはあきらめるしかないのかなーと思ってました。

しかし、クレジットカードがなくても、銀行口座のみでWiMAXを契約できるプロバイダーがいくつかあるそうです。

WiMAX口座振替ガイド.comによると、niftyBIGLOBEUQ、Broadといったプロバイダーは口座振替による契約が可能だそうです。

UQやBroadはあまりお得なプロバイダーではありませんが、niftyBIGLOBEはかなりの人気プロバイダーですよね。

料金ではGMOとくとくBBに劣りますが、GMOとくとくBBはかなり評判が悪いプロバイダーです。

例えばキャッシュバックの受け取り方が必要以上に複雑で、個人的にはわざと受け取りづらくしているとしか思えません。受け取りに失敗してしまった人も多くいると思います。

また、解約手続きも面倒です。解約は1ヶ月間の契約更新月を逃してしまうと違約金がとられてしまうためこの月に解約する必要があるのですが、それを阻止しようとしているとしか思えない仕様です。

サポートダイヤルも繋がりづらく、繋がるまで30分ほど待たされました。

こういう理由があって、キャッシュバックが高額だとしてもGMOとくとくBBを避ける人は多いです。

それに対してniftyは、おそらく全WiMAXプロバイダーの中で最も良心的ともいえるプロバイダーで、各種手続きは簡単に行え、サポートダイヤルもすぐに繋がります。まあ、これが普通だと思うのですが・・・

また、キャッシュバック額も実はGMOとくとくBBとそれほど変わりません。

niftyはどのWiMAX端末を選択してもキャッシュバック額が変わらないのですが、とくとくBBは最新端末や、クレードルセットにするとキャッシュバック額が落ちます。

最大27,000円のキャッシュバック額でも、最新端末とクレードルセットだと20000円以下という月もあります。

対して、niftyは古い端末を選んでも20000円のキャッシュバックですが、最新端末とクレードルセットでも変わらず20000円です。

月によっては、niftyのほうがキャッシュバック額が高い場合もあります。

話がそれてしまいましたが、口座振替でもniftyBIGLOBEといった人気プロバイダーと契約することが可能です。

「私クレジットカード持ってないから・・・」とWiMAXをあきらめていた人は、考えなおしてみてはいかがでしょうか。

月額料金最安のBroad wimaxは本当に安いのか

月額料金が安いことで有名なBroad WiMAXは、本当に安いのでしょうか。たしかに、普通のプロバイダーは月額3000円以上なのに対し、Braodは月額2000円代です。Broadはすごく安いプロバイダーのように思えます。

しかし、実はBroadは全然お得なプロバイダーじゃありません。むしろ割高なプロバイダーです。WiMAXを少し知っている人の間では、Broadは割高なプロバイダーというのは常識になっています。

それは、料金を全て合計してみればすぐにわかります。

まず、初期費用が21000円以上かかります。普通のプロバイダーだと、初期費用は3000円だけなので18000円ほどの損です。

月額料金が2856円ですが、例えばGMOとくとくBBの月額3609円と比べて見ると800円ほど安い額です。契約期間は2年間なので、800×24で19200円特です。

初期費用の損を差し引いても、1000円ほどBroadのほうが特に思えます。しかし、GMOとくとくBBにはキャッシュバックキャンペーンというものがあります。これは契約するだけで、キャッシュバック額を現金で受け取れるというキャンペーンです。

いくらもらえるかというと、時期によりますが2~3万円ほどです。

Broadはキャッシュバックキャンペーンをやっていません。なので、キャッシュバック額分をほぼ丸々損しているということになります。

キャッシュバックキャンペーンを行っているのはGMOだけではなく、niftyBiglobeso-netといったプロバイダーもキャッシュバックキャンペーンを行っています。broadはこれらのプロバイダーに、キャッシュバック額分だけおとると考えても良いです。

というわけで、Broadは損なプロバイダーだよ、という話でした。

どの端末を選ぶべき?

 

WiMAXを契約する上で、重要なのはどの端末を選ぶかということです。WiMAXの契約期間は2年間なので、同じ端末を2年間使い続けることになります。なので慎重に選びましょう。

現在の最新端末は、W01とWX01です。この2つはほぼ同時期に出た端末で、この2つの端末の間で迷う人が最も多いです。

この2つの端末の特徴は、どちらも最大220Mbpsの高速通信が行えるということです。この2つの端末以外では、最大110Mbpsまでしか出ません。220Mbpsが使えるのは、いまのところこの2つの端末だけです。

しかし、この2つの端末はどちらも違う技術で220Mbpsを実現しています。W01はキャリアアグリゲーション、WX01は4×4MIMOという技術を使っています。どちらも違う技術ですが、220Mbpsの通信を行えるというのは同じです。ですが、実は4×4MIMOのほうが優れている点があります。それは利用エリアが現時点でも全国区であることです。キャリアアグリゲーションは、現時点では栃木県の一部エリアでしか使えません。2015~2016年にかけて全国にエリアが広がっていきますが、現時点ではキャリアアグリゲーションはまだ使えるエリアが狭いです。この点は、4×4MIMOが優っているところです。なので、220Mbps通信をいち早く行いたい人は、4×4MIMOが使えるWX01を選びましょう。

W01にも優れている点はあります。それはバッテリーの持ちが長いことです。WX01は6時間40分しか持たないのに比べ、W01は8時間以上持ちます。バッテリーの持ちを重要視する人は、W01を選ぶのも良いと思います。

次は、少し古い端末を紹介します。ただ、正直言って最新端末を選ぶほうが良いと思います。先ほど書いたとおりWiMAXの契約期間は2年間なので、今古い端末を選ぶと、2年間の契約期間が終わる頃には3年遅れの型落ちになっていまいます。

しかし、古い端末を選ぶメリットはあります。それは、古い端末だとキャッシュバック額が上がることがあるからです。プロバイダーによっては、最新端末に比べ古い端末を選んだ場合は7000円以上キャッシュバックが高くなることもあります。なので、キャッシュバックをより多く貰いたい人は、古い端末を選ぶのも良いと思います。

さて、古い端末を紹介します。まずは、HWD15です。この端末はW01と同じ会社で、W01の前の機種という位置づけです。HWD15の特徴は、バッテリーが長時間持つことです。最大10時間以上のバッテリーです。これは、最新端末も含めて最も長いバッテリー持ち時間です。バッテリーを重視する人は、これを選んでも良いかもしれません。デメリットは、220Mbps通信が行えないこと、電波のつかみが悪いことなどです。

次は、NAD11です。これはWX01と同じメーカーです。特徴は、軽量なことです。また、HWD15と比較すると電波の掴みが良いです。ただ、このあたりは最新端末には劣ると思います。

 

WiMAXの速度

 

WiMAXは最大220Mbpsという速度を売りにしています。しかし、別の記事でも書きましたが、この速度は実際には出ません。なぜなら、WiMAXはベストエフォート型のサービスだからです。

ベストエフォート型とは何かというと、最低速度は保証せず、最大速度のみ表記するというサービスです。つまり、「最大220Mbps」と書いてあっても、実際にどの程度の速度が出るかは一切保証されません。「そんな無責任なサービスあってもいいのか」と思うかもしれませんが、インターネット回線としてはこれが普通です。

逆に「ギャランティ型」と呼ばれる最低速度を保証するサービスもありますが、一般人向けではありません。主に企業向けのサービスです。最低速度を保証するというのは非常にコストがかかるので、一般人向けにギャランティ型のサービスを提供するのは現在では技術的に難しいのです。

なので、現在のインターネット回線はベストエフォート型のサービスしか無いのです。

話を元に戻します。WiMAXは最大220Mbpsと言いながら、実際にはそんな速度は出ません。たぶんアンテナの真下で誰もいない状況で使っても出ないと思います。では、実際にはどのくらいの速度が出るのでしょうか。

状況によって大きく変わりますが、だいたい10Mbps~180Mbpsくらいのようです。

最大220Mbpsという速度を見た後では10Mbpsというのはずいぶん低い速度に思えますが、実はこの程度の速度でも十分高速にネットを使うことができます。最も高速な回線を必要とするのは動画を鑑賞することですが、それでも3Mbps程度あれば全然余裕です。なので、10Mbpsというのは十分な速度です。逆に言うと、これ以上の速度が出ても実は無意味です。

WiMAXの満足度が高い理由としては、速度が低い時でも十分高速な速度が出るということです。

WiMAXとは

WiMAXとは

WiMAXとはなにかというと、モバイル回線の1つです。モバイル回線の利点は、言うまでもなくどこへでも持ち運べることです。

WiMAXは普通のモバイル回線と明確に違うてんがあります。それは通信量無制限であることです。今のところ、モバイル回線の中で通信量無制限なのはWiMAXだけです。

通信量制限がないのは、今まで固定回線だけでした。しかし、モバイル回線であっても通信量無制限のサービスが出てきたことで、モバイル回線だけでインターネット回線をまかなうことが可能になりました。通信量無制限なのはWiMAXが人気ナンバーワンの理由です。

通信速度が超高速なのもWiMAXが人気の理由の1つです。WiMAXの通信速度は最新端末なら最大220Mbpsで、モバイル回線の中では最も高速です。さらに、マンションタイプの光など、普通の固定回線よりも高速です。

しかし、WiMAXはベストエフォート型のサービスなので、実際にこの速度は出ません。

ベストエフォート型とはなにかというと、最低速度は保証せず、速度は最大速度で表記するサービスです。なので、最大220Mbpsと書いてあっても、その速度は出ません。

これは他のインターネット回線であっても同じです。

ベストエフォート型とは逆に、最低速度を保証するギャランティ型と呼ばれるサービスもあります。しかし、これは主に企業向けのサービスで、一般向けではありません。

話を戻して、実際にWiMAXはどの程度の速度が出るのかというと、低い時でも10Mbpsは出るようです。最大220Mbpsと比べるとずいぶん低い速度に思えますが、それでもこのくらいの速度で十分です。例えば動画を見るなら1~2Mbps程度あれば十分なので、10Mbpsでもかなり余裕のある速度です。

まとめると、WiMAXはどこへでも持ち運べて、高速でインターネットを利用できるモバイル回線です。